ムンホイXP体験版18章まで

色々と忙しかったので、土日で一気にクリアしました。

例によってネタバレありなので隠します。
旧作とは結構変わっている所が多いです。

●ハルト
前はあくまで最後まで悪役を貫き通していたハルトが、結構微妙なポジションに置かれています。街の人々の優しさに触れXレンジャーの意見に共感しつつも、自分が絶対視していた祖父の事も裏切れないという。祖父の言う事にも正しいところはあるから、葛藤してしまうんだな。息子のノアは自立した大人だから、きっぱりと親父に反発して切り捨てる事ができているが、ハルトはまだ子供なのだから、どっちに着く事もできずに悩んでしまう。いっそどっちにもつかずに自分自身の価値観を確立することができればいいんだろうが、子供にそれは難しい。それにしても、8月6日といい孤立妄想イベントといい、ハルトが目立ちまくりですな。もうハルトが主人公と言ってもいいぐらい。きっと今までほとんどいなかった(と思う)ハルトファンが激増するに違いない。

●ツェータ君ちの家庭の事情。
第一体験版をやった時から父子家庭っぽい雰囲気は匂わせていたが、秋に入ったあたりから助手の台詞により、母親のいない家庭である事が明らかに。コロンの家も母子家庭だという事が判明し、またハルトの家も母親がいない。わけありの家庭が多い。この設定が後半のイベントにかかわってきたりもするんだろうか?

●14年後の彼ら
ある条件を満たすと、14年後のつくもに会える。スーツ姿に茶髪というのが意外だった。ある意味、夢のある選択肢だと思う。親父さんと弟がどうなったかも結構気になるところ。
なるみの家に、しっかり彼女自身も住んでいる事が明らかに。幼少時の活発さは全く失われていないようで、部屋に妙な物を溜め込む癖もそのままのようで、なんとなく安心。部屋の本棚の内容を見たところ、幼稚園教諭を目指している模様。正直意外。

●ヒャクエンキンイッツー
昔「さすけの妄想劇場」いただきものコーナーで、かんぺい氏が書かれた小説「キノトの誕生日」が元ネタ。あのストーリーからロケモンイベントにまで展開するあたりがすごい。デザインも昔梅小石さんが描かれた物と同じである。

●つくもとゲボボドリンク
まさか作者自身の変な飲み物収集癖が、ここでも反映されるとは思わなかった。ルートビアは「RE:Kinder」でも出てきたが、本当に湿布の味がするらしい。アナザームンホイでも、チェリーコークが好物のキャラがいたり、変な飲み物に対する並々ならぬ思い入れを感じる。ゲボボドリンクだけでなく、地域限定の飲み物も収集対象に入れている(栃木レモンやマックスコーヒー
あとさりげなくピョコタンネタを入れているあたりに笑った(ペットフードの食べ比べ)きっとどこかで、サンリオハーモニーランドにスーツ姿で行くネタもやってくれるかも知れないと勝手に思ってる(九州だからハーモニーランド

●ノアとXレンジャーブラック
新キャラ「Xレンジャーブラック」が出てきたと思いきや、その正体はノアだった。息子と父親の為とはいえ、30は過ぎたであろう地位のある大人がするには相当度胸がいる事だよな。これでノアに対する尊敬度がアップしたよ。あと昔、ぜのんとカズトがXレンジャーホワイトとブラックに変身して戦うという二次創作を妄想していた事があるんだけど、そんな展開にならなくて本当に良かったよ……