クリエイターを二つの種類に分けてみる

クリエイターは、二種類のタイプに分けられるような気がする。

一つは、長い時間をかけて滅茶苦茶内容の濃い物を作り出すタイプ。この手のタイプは当たるとデカイ。そして人間的にも個性的な人が多いような気がする。
もう一つは、短いスパンで、そこそこの内容の作品を沢山作り出すタイプ。この手のタイプは器用で仕事の早い人が多く、前者よりも人間的にはあまり癖のない人が多いような気がする。
社会的に成功しやすいのは後者のような気がするが、歴史に名を残すのは前者が多いような気がする。

自分はどっちのタイプかと言われると、作品的には後者かなも知れない。一つの作業に長い事関わっていると煮詰まってだんだんと嫌になるので「これでいいや」って所で切り上げてしまう事が多いから。あと、色々粗を探している間に「やっぱりこれはやめよう、恥ずかしい」と、しなくてもいい修正までしてしまい、つまらない作品に仕上がってしまう事もある。だからあまり時間はかけない。時間をかけすぎて放置してある物は、大概お蔵入りになってしまっている。
まあそのせいで、自分で見るのも恥ずかしい黒歴史も大量に生み出されてしまっているわけだが。