光を求めて

何の才能もなく、アピール力も営業力もコミュ力もない自分が光を掴む為には、何者を恐れる事もない図太さと、何を言われても屈しない心の強さこそが必要なのかも知れないと思った。
この臆病な性格をどうにかしなければ、一生を工場の単純労働者として過ごし、最後は友人の一人もいないまま孤独に飢え死にする未来しか待っていないような気がする。
今までの自分に出来た事といえば、底辺をほんの少し引っ掻き回した事ぐらい。はっきりいって、生産的な結果は何一つ残せなかったような気がする。
もう一度光を掴む為に、白夜を目指して旅立ってみよう・・・道連れにする弟はいないけど。つーかむしろ、兄貴的存在の人についていく方が自分には合っているのかも知れないが。