世の中うまい話などはない

万が一収入が途絶えた時の事を考えて、ちょっとした空き時間にできる副業はないかと色々探してみた。

結果…

技能がなにもなくてもできる在宅ワークって、内職とかアフィリエイトとか、仕事内容が一切明かされない怪しげな登録制バイトとかそんなのばっかりだな。
内職は昔母がやっていたが、ノルマが結構きつくて夜中も寝ずにやらないと追いつかない(母はフルタイムのパートをしていた)上に、工賃が雀の涙程度。月1万程度にしかならない。よく納期が迫っていたとき、俺や姉も手伝っていた。だからわかる、内職は金にならない。
アフィリエイトも、たくさんのサイトを運営していて余程上手く立ち回らないと、月1000円程度も稼げないそうだ。初心者にはまず無理。

また、SOHOという勤務形態もあるそうだ。しかしこれは、自力で仕事の契約からマネジメントまでできて、尚且つ高度なスキルを持った人でしか勤まらないようだ。俺が持ってるスキルなど、イラスト、Webデザイン、Flash、プログラミング(PHPPerl)を少し、ネットワークの基礎知識程度、UNIXを少々(しかもほとんど忘れた)、SQLを齧る程度…うーん;ある程度使えそうな技能はありそうに見えるんだが、どれも中途半端で使い物にならないような気が;;
一年ほどWebクリエイターとして勤務していた事もあるが、基本デザインからCGIのプログラミング、サイト文章、画像、動画作成、SEO対策まで、全て一人でやらなければいけないのがきつすぎた。本来ならこういのって、複数のチームに分けて行うのが普通らしい。金をもらって仕事をするのだから、当然むちゃくちゃ厳しい。何十回リテイクされたことやら…
その頃は、とにかく四六時中仕事の事が頭から離れず、夢の中にまでCSSコードが出てきたな。在宅なんかで仕事したら、それこそ24時間仕事の事だけを考えて生活しなければならなくなるような気がしてならない。
以上の理由から、再びWeb業界に入る事には二の足を踏んでしまうチキン野郎である。今のところ、再就職先をWeb関係の企業にするつもりはない。

話が逸れたが、飯を食うためには、やはり在宅は厳しいと思う。
株だのパチスロなりで食っていくにも、運と相当な勉強と時間が必要。肉体労働者が片手間にやって成功するものではないという例を結構見てきている。それにパチスロは某仮想敵国へ塩を送る行為に他ならない。

多少自分の時間がなくなろうと、普通に働くのが一番堅実だな。

イラストレーターとか絵本作家を副業にすればいいんじゃないかと考えたり、同人でエロ絵を描いたり、いっそ小説でも書いて一発当てようかと考えた事もあった。しかし実際どれも競争率が激しすぎるわけで…現在目指しているのは「とにかく一度でも商業誌に作品が載った漫画家」という随分志の低いものだったりする。クリエイティブな仕事で飯を食う事に関しては、かなり早い段階から諦めている。へたれなり。趣味でやる分には力が発揮できるのだが、仕事でやるとなるとへたれてしまうという事が、Webデザインの時に実証されているからなあ。
だからあれだ。生活費を稼ぐ為に本業をこなし、クリエイティブな事は趣味にとどめておくがいいってことかな。

となると、副収入はバイトぐらいしかないという事に;まあ、今月は仕事がやたら忙しいので、本業だけでそれなりに稼げそうではある。一日の食費を千円以内におさめて、地道に貯金していこう。