なんだかんだ言って死ぬのは恐いんです

小中学校の頃から、知っている人間が原因不明の突然死で亡くなったり、友達が何人か不慮の事故等で亡くなっているので、そのたびに「自分も若死にするんじゃないだろうか、恐いなあ」と思っていた。
意識も何もない無の世界に行くのが恐い。何も感じられなくなるのが恐い。幸せとか満たされているとか全くないしきついことの連続なのに、なぜか死ぬのは恐い。二度とこの世に戻れないのが恐い。この世の人間とは永遠に違う世界に行ってしまうのが恐い。あの世も生まれ変わりも本当はないんだという事を知って絶望した。

そして大人になり、あの時程は死に対して考えなくなったものの、いざとなると死ぬのは恐い。ちょっと頭や腹が痛くなっただけでも「このまま死んだらどうしよう」と不安になる。しかし、まだある程度生活していける状態だから言える事なんだろうなあ・・・