超マイナージャンル同人
まだ10代の若かりし頃。
ネットもほとんど普及していなく、同人活動といえば、イベントに参加して同人誌を売る事ぐらい。
そんな中でも、金が無いので地方の小規模イベントにしか参加できず、そこで超マイナージャンルの同人グッズを作って売った事がある。案の定一部も売れなかった。
思うのだが、活動人口が皆無に等しいジャンルでの同人活動を、地方の小規模イベントでやっていた人は少なからず存在するものだと思う。ネットもなく都会のイベントに委託することもなく、細々と地方のイベントで短期間だけ小数部しか売らず、やがて忘れ去られるような弱小サークルゆえ、人目に触れる事がほとんどなかったとか。
もしかしたら日本のどこかにあったのかも知れない。ごきんじょ冒険隊とか時空戦記ムーとかの同人誌も。でもこれらは後年になってよく語られるようになったので、まだメジャーな方かも知れない。
ちなみに俺は「ポケットバトル」の本を作ろうと思った事がある。さすがに需要が無さ過ぎるのでやめたけど。
「ポケットバトル」とは、本当にかわいいだけのSLGというか、国獲りゲームです。セーブ機能はなく、1992年にもなってパスワード方式でデータを保存していました。キャラがかわいいので、それだけが救いというかそれを差し引いたらかなりストレスの溜まるゲームです。昔のゲームによくあった、ダメージのオーバーフローもあります。誰に勧めても投げられました。でも好きでした。このゲームに出会わなかったら、ファイアーエムブレムをやる事もなかっただろう。