やはり夢を追って行きたい

「下手だから」「才能が無いから」「センスが無いから」「売込みができないから」これらの理由を付けて、数年前にクリエイターの世界をあきらめた。
漫画を描くにも頭が悪いとストーリーがめちゃくちゃになるし、イラストを描くにも最初の設計をきちんとやらないと、商品として通用する作品に仕上がらない。二つともやってみて、自分にはどちらも向いていないと判断し、趣味の範囲にとどめることにしていた。
しかし、周囲の漫画家、イラストレーター志望者を見るたびに、なんだか心の中がモヤッとしてくる(特に友達とか元友達)。嫉妬とも羨望ともいえる感情に、体全体が支配されて苦しくなる。やはり自分はこの道を諦めたくないのだ。
そうして再びペンを持ち、絵の練習を始める。しかし行き詰ると、忙しいとか仕事で疲れたとか理由を付けて、何もしなくなる。
今までがこの繰り返しだった。このまま行くと、何一つ物にはならない気がする。それが恐い。
どうせあきらめきれないのなら、とことんその道を極めていくのも、一つの方法かも知れない。不景気で仕事もないわけだし。普通の仕事は、年を取って体力がなくなってくると首を切られるが、クリエイターには定年はないし、上手くすれば年を取ってからもそれで食っていけるかも知れない。
まずはエロ絵を描いてDLサイトにでも登録して小銭を稼ぐ所から始めてみよう。