人と比べる事の空しさ

数年前、某SNSでよせばいいのに小中学校時代の同級生の名前をいくつか検索してみてしまった。
皆俺なんかとは比べ物にならない程に、年相応の立派な人間になっていた。いい年こいて子供みたいな駄目人間の自分が恥ずかしくなり、何で自分なんかが生きているんだろうと空しくなった。

いくら「人は人、自分は自分」とはいっても、あまりに自分との格差が大きすぎると、自分の存在自体が恥ずかしくなってしまう。思えば自分は、昔からスクールカーストの最底辺に居た。大人になってから立派になれるはずもないのに、自分も頑張れば他の人達と同等かそれ以上になれると思い込んでいたのだ。身の程知らずもいい所だ。

もう人と自分を比べるのはやめよう。普通の人と同等に扱われようなどと、身の程知らずな事を考えるのもやめよう。所詮は与えられた牌で勝負するしかないので、今の自分を受け入れよう。
頭が悪くたって仕事ができなくたって怠け者だって友達がいなくたって、それが自分なので、それ以外の物になろうと無茶をするのはよそう。